【お仕事】編曲に必要なもの
最近歌物の編曲のお仕事をいくつかしました。
編曲って具体的になにをしているかわからないという方がほとんどだと思うので
簡単に書いていこうと思います。
・作曲したけど編曲は依頼したい
・鼻歌を一曲の曲にしてほしい
・とりあえず作編曲してみたけどほかの人の編曲で雰囲気を変えたい
などなど考えている方に読んでいただけると嬉しいです!
・編曲とは
偉そうに書いていきますが、編曲とはメロディー以外のすべてをやると思っていただければいいと思います。
作曲・・・メロディを作ること
編曲・・・作曲家さんが作ったメロディにコードを付ける、イントロ、間奏、アウトロを考える、楽器構成を考える、などなど
というわけで、作曲はわりと単純で、メロディだけできてしまえばそれがいい悪いはおいておいて、ひとまず完成なわけです。編曲家さんがそのあといろいろ考えてみなさんが聞くような曲にしているわけですね。
・編曲に必要なもの
タイトルにもした必要なものですが、上記の通り、作曲家さんが作ったメロディをあれこれしていくのが編曲家の仕事なので必然的にメロディがわかるように、もっと言うと誤解なく伝わるように編曲家に渡すのが作曲家のお仕事になります。
・歌メロのMIDIデータ
・歌メロの譜面
・弾き語りデータ(クリックに合わせてある)
・弾き語りデータ(フリーテンポ)
このあたりがほしいデータになります。(上に書いたものほどありがたい)
もしある程度編曲ができる作曲家さんだったらご自身で編曲したデータも入れてもらえるとイメージがつきやすいですね。
なので、よくあるんですけど、コード進行だけをかいたリードシートや、テンポにあっていないし何歌ってるかもよくわからないボイスメモ、などは編曲家がそれらをいったんメロ譜なりMIDIデータに書き起こすという作業が入るのでテンションがダダ下がりします。笑
よし、今日は編曲のほう進めていこう!っていう気分の時にメロディの採譜をする・・・というのは思ったより作業効率が下がってしまうので
編曲をだれかに依頼しようと考えている方はぜひぜひ編曲家に「伝わる」データをお渡しできるように心がけたいですね!